今年一年、皆々様には大変お世話になりました。
我々工務店業界のこの一年の大きな出来事と言えばやはり”熊本地震”ですね。
以前から1981年以前の旧耐震基準の住宅は、建て替えもしくは耐震補強が必要と明言されてきましたが、今回の熊本地震ではそれ以降の1981年から2000年の間に建てられた住宅も被害率が高かったというデータもあります。これは2000年に明確化された接合部(柱や梁など構造材のつなぎ目)の仕様が満たしていない建物がその対象です。
ということは、築16年ほどの住宅は安全性が高いということになりますが、そのほかの建物は・・・。
これから安全安心な暮らしを送る為には”地震対策”は避けられないキーワードになります。
弊社でも、現在耐震リフォーム工事物件が進行中ですが、施主様はその耐震や断熱ということにこだわっていて、今回着手した工事でもあります。
耐震工事はハードルが高いというイメージがありますが、まずは家守りの我々工務店が施主様に合ったご提案をして参ります。
ご自宅の現状を把握する意味で”耐震診断”をして我が家の立ち位置を確認する必要がありますね。
年末年始は天気が良いという予報も出ていますので、皆様どうぞ良いお年をお迎えください。