先日、松戸市内の現場で室内温度の測定をさせてもらいました。
遠赤外線サーモグラフィを使用して、測定してみました。
条件としまして、測定場所は松戸市内の木造2階建て築30年のリビングで、外気温は6℃で室温は16.9℃の日中に行いました。
正面に窓が左右2か所ありその中央上に壁掛けエアコンがあります。
右側の数値が温度を表していますが、赤色に見える部分の室内天井付近やエアコン辺りは一番温度が高く、窓や床の近くは水色の濃い色になっていますが温度が低い状況が見てとれます。
天井高さが一般的な2.4Mですが、床面から窓の上端の2Mの間でも温度の差は11.4℃ということで、これではいくらエアコンで暖めても暖かい空気が天井近くにこもってしまい、足元が冷えるのは当たり前ですね。
また、窓のガラス面も濃い青色ですので温度が低いのを示していますので、せっかく暖房してもガラスから熱が逃げてしまっています。光熱費の垂れ流し状態ですので勿体無いですね。
この場合は、床や壁の断熱強化や窓の断熱をおススメしますね。
築年数が経っている一般住宅では、このような結果が出るところがほとんどだと思いますので、この冬寒くてもっと暖かい暮らしがしたい!と思っている方は、ちょっとした断熱リフォームで改善出来ますので、ぜひおススメします。