先日、石膏ボードメーカーの吉野石膏さん主催による”木造耐火の告示について”の研修会に参加してきました。
先月3月に2ヵ月遅れで国土交通省より発表があり、すべての部位が告示化されました。
木造耐火建築物について今までは、一部分しか告示化されてませんでしたので国土交通大臣認定された、いわゆる認定工法でしか建てられませんでしたがこの告示化により設計の自由度が増しました。
これにより防火地域でも告示基準を満たした建物は木造でも建てられますので、下記のようなメリットがありますね。
・鉄筋コンクリート造と比べて工期減
・鉄筋コンクリート造や鉄骨造と比べて建物重量が軽いので基礎地盤工事が軽減される。
・断熱性に優れる
・税金面でのメリットが高い
・建築費が安くなる
・デザインや間取りの自由度が高い
・狭小地でも計画出来る
などなど、メリットが豊富です。
松戸市内というよりは、東京都内で建築計画を進めている方は選択肢が増えますので、木造耐火建築物が増えていくことでしょう。