マイホームを建てようと決めた日から、たくさんの雑誌やホームページ、モデルハウス等で勉強されてきたのではないでしょうか。かっこいいデザインの外観、お洒落でピカピカなキッチン、広くて明るいリビング、足が伸ばせるバスルーム...と夢はワクワク広がります。しかし、その中に「住みやすさ・快適性」「ご家族の健康」などの住宅性能はどのくらい重要視していますか?
○例えば、春の時期...
窓を締めているのに花粉が入ってくる、梅雨の時期に家の中がジメジメする、湿気によりカビやダニが発生する。
○例えば、夏の時期...
家の中が蒸し風呂状態になる、熱帯夜は眠れず次の日に影響が出る、クーラーの付け過ぎで体調を壊してしまう。
○例えば、冬の時期...
朝の起床がつらい、廊下や脱衣所がとても冷える、窓にべっとりと結露がつきカビやダニが発生している。
○例えば、夜中に...
道路や近所の騒音で眠れない、暖房(冷房)をタイマーにするとタイマーが切れると暑くて(寒くて)起きてしまう。
○例えば、家の一部が...
北側の部屋や押入れに湿気がたまりやすくカビくさい部屋がある、風の強い日など窓を閉めてもほこりが入ってくる。
○その他にも...
地震で家が倒壊しないか心配、子どもが喘息で悩んでいる、冷暖房費の電気代の明細を見てびっくりした。
床下から冷気が侵入し床の冷える家は足裏から体を冷やすため、健康に与える影響が大きいと言われています。当社が採用するウレタン断熱パネルで、床にも施工し、床したの冷気をシャットアウト。経年変化によるたるみやすき間が発生しないため、長期間性能が維持されます。
壁面はウレタン断熱壁パネルによりすき間なく施工いたします。硬質ウレタンは、現在断熱材として仕様されている原材料の中は最も断熱性能に優れた素材のひとつで、室内空間を一年を通じて快適な温度に保ちます。また、ウレタン断熱パネルはそれ自体で強度を持つため、建物事態の頑丈さも向上させます。
真夏の屋根面は太陽の直射熱で焼く70℃まで熱せられます。従来の家づくりでは小屋裏は50℃にもなり、生活空間にはなりえませんでした。当社の採用するウレタン遮断屋根パネルは、3面のアルミ箔と2層の通気層、ウレタン断熱パネルで直射熱を遮断するため、小屋裏空間の利用、傾斜天井など、高さを活かした空間づくりが可能になります。
36℃のお風呂に入った場合、ぬるく感じる方が多いのではないでしょうか。それでは、36℃の炎天下に立っていたらどうでしょうか。吹き出るような汗と息が詰まるような熱気で、立ちくらみをする思いをします。しかし、木陰に入ると涼しく感じます。人の体温が36.5℃とすると、36℃という外気はそれより低い温度なので、本来であれば涼しく感じなければなりません、しかし、36℃のお風呂ではぬるく感じるのに、同じ温度なのに、炎天下では暑く感じるのは太陽の輻射熱が直接体に当たって熱を発しているからです。木陰に入ると涼しく感じるのは、木の葉がその太陽の輻射熱をカットしてくれるからです。
住まいでも同じことが言えます。直射日光が当たらなくても、壁が薄くて太陽の輻射熱が入ってきたら、室内は蒸し風呂状態になります。そこで私たちは、真夏の直射熱を遮断する「遮断屋根パネル」を設置、また、冬に足元の冷気を完全にシャットアウトをするために「断熱床パネル」を設置、そして、室内空間を1年を通じて快適な温度に保つために「断熱壁パネル」を設置し、ご家族が年中快適に暮らせる家を実現させています。
いくら高性能な断熱材を使ってもすき間だらけの家ではまったく意味がありません。例えば、冷蔵庫のドアに付いているゴムパッキンがとれてしまったらどうでしょう?中の冷気が外に逃げてしまいます。断熱保温性の高い魔法瓶も、穴の開いていると暑いお湯がこぼれ出てしまい全く意味がありません。
住宅においても、隙間風やホコリの侵入を防ぐだけではなく、熱の流出や侵入を防ぎ、快適で健康的な省エネルギーを実現します。
気密性の高い住宅は室内の空気を外に逃がさないため、冷暖房の効率がよくなります。その影響は計算でも明確に表れ、気密性の差による省エネ性の差も比較することができるのです。
【設定条件】
○延べ床面積:120㎡
○室内設定温度:20℃
○月平均外気温:4.9℃(2001年1月東京)
○外部平均風速:4m/s
※隙間は外壁4面均等にあると仮定
わが国の住宅ではこれまでシステマティックに換気を行うという考え方がありませんでした。そのため住宅を気密化しても換気に対する認識が甘いのが常でした。
換気の目的は余分な湿気、臭気などを含む汚れた空気を室外に排出し、新鮮な空気を必要なだけ計画的に取り入れる仕組みです。 しかし、換気装置を取り付ければよいというわけではなく、建物自体の気密性が低ければ効率的な換気はできません。気密施工を徹底しているからこそ、計画換気が有効に機能しています。
「FPの家」は事前に家族人数や間取り、住まい方によって「換気の設計」を行います。同じ4人家族であっても、想定される生活により換気経路や換気の場所、換気量の配分はぞれぞれ異なったものとなります。